モックを日本語に訳すと「模擬の」となります。キャリアショップや量販店などスマートフォンの売り場にある模型のことを[モック]と呼んでいます。
模型なので電源を入れたり画面を操作することはできませんが、デザインや重量・サイズなどは本物そっくりに作られているので「持った感じ」「触った感じ」などを得ることができます。
また、昨今ではモックと言う言葉は2つに派生しておりホットモックとコールドモックと呼ばれて区別されています。
ホットモックとは?
本来は模型のことを指していましたが、現在では売り場に置いてある[お試し用の実機(電源の入る本物)]をホットモック(Hot Mock)と呼んでいます。
厳密に言えば実機に対して[モック]と呼ぶのは間違っていますが、模型と交換される形で実機が置かれるようになったためか、こう呼ばれるようになりました。
ちなみに[ホット]とは電源が入っていて「あったかい(Hot)」からでしょう(正確な由来は不明です)。
コールドモックとは?
ホットモックが置かれるようになったことにより、従来のモック(模型)をコールドモック(Cold Mock)と呼ぶようになりました。
実機が置かれることが多くなったからか、以前より精巧に作られることは少なくなった気がしますが、それでもデザインや重量・サイズを知る上では重要な存在です。
ちなみに[コールド]とは、電源が入らず「冷たい(Cold)」からでしょう(正確な由来は不明です)。
ホットモックの置いてある店舗がオススメ
ホットモックは実機であるがゆえに、機種の人気によって置いてある店舗が少ない場合があります。
大手家電量販店でも小規模の店舗には置いていないことがあるので、できるだけ大きな店舗に行って確認するようにしたほうが良いでしょう。
また、置いてあるホットモックの多くは設定画面が開けないようにロックされているものが多いです。これは仕方がないことですが、できれば中も確認できるようにしてもらえると非常に助かります。