昨今のAndroidスマートフォンはUSB PD(USB Power Delivery)のような【急速充電】の機能が搭載されていることが多いですが、「ゆっくり充電したい」と言った場合には急速充電を使わないで充電することもできます。
急速充電の条件とは?
USB PDのような急速充電を行うには「スマートフォン本体が対応している」「充電器(ACアダプター)が対応している」「USBケーブルが対応している」と言った条件を満たす必要があります。
このため、条件を外してしまえば「急速充電しない」「ゆっくり充電する」と言うことも可能であり、簡単に実行するのであれば「非対応の充電器を使う」と言うのが簡単でしょう。
非対応の充電器と言うのは、例えばUSB PDは両端がUSB Type-Cのケーブルを使うのが前提なので「USB Type-Aのケーブルを用いることができる充電器」と言うのを選べば簡単に判別することができます。手ごろな充電器が無い場合にはパソコンのUSB Type-Aからでも充電が可能です。
Anker USB-C & USB-A 3.0 ケーブル
Type-CとType-Aの違い
実際にUSB Type-CとUSB Type-Aの充電器(ACアダプター)を使って充電を行い電流を計ってみました。
USB Type-Cを使って充電した場合と比較して、USB Type-Aを使って充電した場合は約65%の電流となりました。
値は機種や環境によって異なるでしょうが、急速充電を使わずに「ゆっくり充電されている」ことがわかるでしょう。