スマートフォンで音声通話をした後、電話を切ろうとしても画面が真っ暗なまま表示されない現象が発生することがあります。このとき、画面操作が一切行えないので電話を切ることもできず右往左往してしまう事にもなりかねないので対処法を確認しておきましょう。
なぜ画面が暗くなるのか?
スマートフォンで通話をする際に本体を耳に近づけますが、このとき本体のディスプレイに耳や頬が接触することから画面をオフにしタッチパネルが反応しないよう制御しています。
この制御には、ディスプレイに組み込まれた近接センサーを用いていますが、このセンサーを塞ぐような[なにか]があると音声通話を終えて終話(電話を切る)しようとしても通話終了の操作でなくなってしまう現象が発生します。
この[なにか]には汚れはもちろん保護フィルム(保護ガラス)など画面に貼り付けているものが原因であることが多いです。
昨今のフィルムはセンサー部分を覆わないように穴が開いている製品や、センサーに反応しないようきちんと対策を施している製品がほとんどなので、全ての製品で同現象が発生するわけではありません。
操作不能時の対処は?
画面が真っ暗になるのは通話中なので、相手に電話を切ってもらい終話すれば画面が復帰することが多いです。
しかし、「相手が電話に出ない」「自動音声が流れている」などど電話を切ってもらえない状態も考えられるので、どうしても電話が切れない最悪の状態に陥った場合にはスマートフォン本体を再起動するのが早くて簡単です。
また、同現象が発生した際、今後に同じようなことが起きた場合の対処方法として電源ボタンで終話する設定をしておくことをオススメします。