Windows 11やWindows 10とAndroidスマートフォンをUSB接続して[ADB]を使って操作した後、USB接続を取り外そうとすると「取り外し中にエラーが発生…」とエラーが発生することがあります。
取り外し中にエラーが発生
ADBを使って操作した後にWindowsで[ハードウェアの安全な取り外し]をすると、以下のようなエラーが発生します。
〇〇〇〇の取り外し中にエラーが発生… – プログラムが”××××”デバイスをまだ使用しているため、デバイスを停止できません。デバイスを使用していると思われるプログラムを閉じてから再実行してください。
このエラーは、ADBが完全に停止していないことが原因で発生します。そのため、ADBを完全に終了させればエラーを発生させずにUSB接続の取り外しができるようになります。
また、ADBを直接使用していなくともFlashtoolなどによってアプリの内部で使用されていることがあり、この場合も同様の現象が発生することがあるので注意が必要です。
ADBを完全に終了させるやり方
タスクマネージャー
- ファイル名を指定して実行より【taskmgr】を実行します。
- タスクマネージャーの[プロセス]より【adb.exe】を選択し【タスクを終了する】をクリックします。
コマンドラインツール
- コマンドラインツール(ターミナル/PowerShell/コマンドプロンプト)より以下のコマンドを実行します。
taskkill /f /im adb.exe
- 強制終了されたことを確認します。
成功: プロセス "adb.exe" (PID 12345) は強制終了されました。
ADBを完全に終了させるやり方は以上です。