日本語を含むURLをコピー&ペーストすると、日本語の部分が文字化けしたような意味不明な文字列へ自動的に変換されてしまいます。これは “パーセントエンコーディング(エンコード)” と呼ばれる処理ですが、エンコードせずに日本語のままコピー&ペーストすることもできます。
パーセントエンコーディングとは?
URI(URLなど)には日本語を使うことができないため、日本語が含まれる場合には使用できる文字列に変換する必要があります。この変換をパーセントエンコーディングと呼びますが、一般的にはURLエンコードや単にエンコードと呼ばれることが多いかもしれません。
以前であれば、ブラウザのURL欄に表示されるURLは “エンコード済みの文字列” が表示されていましたが、昨今では “エンコード前の文字列” が表示されることが増えてきました。ただ、これは表示のみのようでコピー&ペーストするとエンコード済みの文字列となります。
しかし、エンコード済みの文字列は意味が分からないのに加えURLも長くなってしまうのが難点です。
https://〇〇〇〇〇.org/日本語
https://〇〇〇〇〇.org/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E
エンコードせずにコピペするやり方
Windows 10のChromeブラウザを用いています。他の環境では挙動が異なる場合があります。
- ブラウザのURL欄より “h” を除いてコピーします。
URLと認識されないようにすれば良いので、別の部分を削っても問題ありません。
- エンコードされずにコピーされます。
削った文字列を補完するのを忘れないよう注意してください。
https://〇〇〇〇〇.org/日本語
エンコードせずにコピー&ペーストするやり方は以上です。
ちなみに、エンコードされた文字列を元の文字列に戻すことも可能であり、これを “デコード” と呼びます。