開発者向けオプションを誤って操作してしまうと、設定などに表示されている項目の左右が逆に表示されてしまうことがありますが、これは[RTLレイアウト方向を使用]を変更することで元に戻すことができます。
RTLレイアウト方向とは?
日本で横書きの文章を記述する場合には「左から右」に書くのが一般的ですが、過去には「右から左」に書いていた時代もあります。また、アラビア語やヘブライ語など他国の言語では、日本とは逆に「右から左」へ書くのが一般的な場合もあります。
このため、Androidスマートフォンでは、表示されている文字列を「右から左(Right To Left)」へ表示するRTLレイアウト方向の設定をすることができるようになっています。
なお、この設定は一般的に左から右へ記述する言語(日本語など)でも変更できます(ただし右から左へ読むわけではありません)。
RTLレイアウト方向を変更するやり方
- 設定の[システム]より【開発者向けオプション】をタップします。
- 開発者向けオプションより【RTLレイアウト方向を使用】を切り替えます。
タップするごとにオン/オフが切り替わります。
RTLレイアウト方向を変更するやり方は以上です。
通常であれば使用することの無い設定なので、突然に左右が逆になってしまうと戸惑うかもしれません。少し見にくくなりますが、文字列として逆になるわけでは無いので、落ち着いて表示を確認しながら変更すれば良いでしょう。