機種変更などによって不要になったスマートフォンを[下取り]に出したり[買い取り]してもらう人も多いでしょうが、スマートフォンを初期化しただけではFeliCa(おサイフケータイ)のデータが残ったままになることがあるので注意が必要です。
おサイフケータイのデータ
おサイフケータイを使用することによるデータはスマートフォン本体こ保存されていると思われがちですが、実際には[FeliCa(フェリカ)]と呼ばれるICチップに搭載されているデータ記憶領域に保存されています。このため、スマートフォン本体を初期化してもICチップ内のデータは削除されず残ることがあります。
このICチップ内に保存されているデータはSIMカードに紐づけられていることが多いので、機種変更などによって不要になったスマートフォンを下取りや買取り・知人/友人に譲渡する場合にICチップ内にデータが残っていると、別のSIMカードを使った際に[おサイフケータイ]が使えなくなってしまう恐れがあります。
このため、不要になったスマートフォンのICチップ内データは必要に応じて消去されていることを確認するようにしましょう。
メモリ使用状況を確認するやり方
- おサイフケータイアプリより【三(サイドメニューアイコン)】をタップします。
- 表示されたサイドメニューより【サポート・規約】をタップします。
- サポート・規約より【メモリ使用状況】をタップします。
- おサイフケータイのメモリ使用状況より[未利用]であることを確認します。
おサイフケータイのメモリ使用状況を確認するやり方は以上です。
データが残っている場合は?
機種変更の際にデータの移行を全て完了させていればデータが残ることは無いでしょうが、移行しないデータがあったり移行したのに残っている場合には、利用サービスの[解約]や[削除]などの手続きを行い最後にアプリを削除することで消せる場合があります。
特に[かざすフォルダ]を忘れがちなので、データが残ってしまう人は確認してみると良いでしょう。
それでも残ってしまう場合には、NTTドコモやauにソフトバンクなどのキャリアショップに出向き相談してみると良いでしょう。