Androidスマートフォンのキーボードは画面の下に表示されるのが一般的ですが、Gboardにはキーボードの位置を自由に変更できる機能が搭載されています(フローティング)。昨今では[タブレット]や[大型のディスプレイを持ったスマートフォン]も増えているので便利な機能かもしれません。
フローティングキーボードとは?
Androidスマートフォンなどで文字入力を行う際には、入力に使うキーボードが画面の下から「せりあがる」ように表示されるのが一般的です。この形式の場合、キーボードの位置が固定となるため、画面サイズなどによっては使いにくい場合も多いです。
そこで、IME(日本語入力システム)によっては、キーボードの位置を自由に変更できる機能を持っている場合もあり、この形式では表示内容に対して「浮いている」状態で表示されます。このようなキーボードのことをフローティング(またはフローティングキーボード)と呼びます。
今回はPixelシリーズにプリインストールされているGboardを例にします。
フローティングを設定するやり方
- Gboardのツールバーより【(4つの四角のボタン)】をタップします。
- メニューより【フローティング】をタップします。
タップするごとにオン/オフが切り替わります。
- キーボードがフローティングします。
下の[-]をドラッグすると位置を自由に変更できます。また、下端に持っていくと【フローティング】がオフになります。
フローティングを設定するやり方は以上です。
頻繁にオン/オフを切り替えるようであれば、ツールバーにアイコンを配置すると使い勝手が良いかもしれません。