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Androidスマホで内部ストレージのフォルダ構成とは?

Androidスマホで内部ストレージのフォルダ構成とは?

2019年8月27日
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Androidスマートフォンの内部ストレージはユーザーが中を閲覧することができますが、工場出荷状態(初期化した状態)でも複数のフォルダ(ディレクトリ)が自動的に作成されており「カメラで撮影した写真(画像)が保存されている場所」「インターネットからダウンロードしたファイルの場所」などがわかりにくくなっています。

内部ストレージmicroSDカード(外部ストレージ)は、内蔵されたファイルマネージャーファイルマネージャーアプリを使って閲覧・操作(コピー・移動や削除など)をすることができます。

各ストレージにあるフォルダ(ディレクトリ)は、使用している間にアプリが自動的に作成されることが多く、いつの間にか多数のフォルダ(ディレクトリ)がある状態になってしまうので「どこ」に「なに」が保存されているのかを覚えておくと便利でしょう。

初期のフォルダ構成

機種によって異なる場合もありますが、多くの機種では工場出荷状態(初期化した状態)で以下のようなフォルダ(ディレクトリ)が保存されています。

/(ルート)
┣ Alarms
┣ Android
┣ DCIM
┃ ┗ 100ANDRO
┣ Download
┣ Movies
┣ Music
┣ Notifications
┣ Pictures
┃ ┣ Raw
┃ ┗ Screenshots
┣ Podcasts
┗ Ringtones

ユーザーが使わないフォルダも多いので、操作する際には注意が必要です。

DCIMフォルダ

フォルダ名の “DCIM” の意味は、Digital Camera IMagesの略で、日本語ではデジタルカメラ画像となります。スマートフォンだけでなくデジタルカメラでも同様のフォルダに保存されていることが多いでしょう。

このフォルダの配下にある “100ANDRO” や “100SHARP” などメーカー毎に異なるフォルダに、主にプリインストールされたカメラアプリで撮影した写真画像)が保存されています。

ただし、強制されるものでは無く、Google Playなどからダウンロード&インストールしたアプリによっては “/(ルート)” の配下に “(アプリ名)” のフォルダを自動で作成して保存する場合もあります。

フォーマットは “.jpg” が多く、Googleカメラなどで保存されるRawファイルはRawフォルダへ保存されます。

Downloadフォルダ

ChromeなどのWebブラウザでインターネット上からダウンロードしたファイルが保存されます。

ただし、強制されるものでは無く、Google Playなどからダウンロード&インストールしたアプリによっては “/(ルート)” の配下に “(アプリ名)” のフォルダを自動で作成して保存する場合もあります。

Picturesフォルダ

Rawフォルダ

配下にある “Raw” フォルダにGoogleカメラで撮影されたRawファイルが保存されています。

Screenshotsフォルダ

配下にある “Screenshots” フォルダにスクリーンショットで撮影した画像が保存されています。

Moviesフォルダ

主に動画ファイル(MP4など)を保存するためにありますが、強制されるものではありません。

Musicフォルダ

主に音楽ファイル(MP3など)を保存するためにありますが、強制されるものではありません。

任意に保存する場所は?

パソコンなどからコピー・移動したファイルを「どこに保存すれば良いのか?」と悩む人が多いかもしれません。悩んだらDownloadフォルダに保存しておくのが、影響を最小限にすることができるでしょう。

また、前述したように画像や動画を保存するためのフォルダが用意されていますが、Androidスマートフォンでは “内部ストレージ” や “microSDカード” に保存された写真画像)や動画などのファイルは、閲覧・再生するアプリ(アルバムやプレイヤーなど)が自動的に走査して表示してくれます。

そのため、どこに保存していても問題になることは少ないですが「どこに保存したか?」を忘れないように、各フォルダへ保存したほうが便利かもしれません。