スマートフォンなどで使われている通信方式(モバイルネットワーク)には[5G]や[4G]などがあります。一般的には数字が大きい方がメリット(通信速度が速いなど)がありますが、「安定しない」「繋がらない」と言ったデメリットを感じ「切りたい」と言う場合には、Androidスマートフォン本体の設定より5Gと4Gを切り替えることができるようになっています。
5Gのエリアは限定的
スマートフォンが対応する通信方式に5Gが増えてきましたが、エリアは狭く限定的であるのが現状です。
このため、移動中やエリアの境界に居る時などに[5G]と[4G]が頻繁に切り替わってしまい、「安定しない」「繋がらない」と言ったようにインターネットが不安定になったり、それによりバッテリーの消費が多くなることもあります。
5Gの方が「通信速度が速い」と言ったメリットがあるため一般的には5Gで通信したほうが良いですが、自宅や職場などメインで使用する場所で通信が不安定になるのであれば、[接続の自動調整]を【オン】にしたり[優先ネットワーク]を【4G】に変更すると通信の安定を期待できます。
接続の自動調整は原則として[4G]で接続し高速なネットワーク接続が必要なとき(動画のダウンロードなど)にのみ[5G]に接続するようになり、優先ネットワークは[4G]に固定することができるので、好みに合わせて設定を変更すると良いでしょう。
優先ネットワークを変更するやり方
- 設定より【ネットワークとインターネット】をタップします。
- ネットワークとインターネットより【インターネット】をタップします。
- インターネットの[モバイル通信(NTT DOCOMOなど)]より【歯車アイコン】をタップします。
- (キャリア名)より【優先ネットワークの種類】をタップします。
- 優先ネットワークの種類より【4G】や【LTE】などを選択します。
【5G】を選択した場合でも後述する[接続の自動調整]によって【4G】を優先することができます。
優先ネットワークを変更するやり方は以上です。
接続の自動調整を変更するやり方
- 設定より【ネットワークとインターネット】をタップします。
- ネットワークとインターネットより【接続の自動調整】をタップします。
- 接続の自動調整をオンに切り替えます。
オンにすると高速なネットワーク接続が必要なとき(動画のダウンロードなど)にのみ[5G]に接続するようになります。
接続の自動調整を変更するやり方は以上です。
5Gはメリットが大きいので普及した際には元に戻すことを忘れないようにした方が良いでしょう。