「2階でWi-Fiが繋がりにくい」「トイレや風呂などでWi-Fiが繋がりにくい」と言う場合には[中継器]や[メッシュWi-Fi]などを使って電波のエリアを広げるのが一般的ですが、Androidスマートフォンの[Wi-Fiテザリング]を使うと、本体が接続しているWi-Fiを中継することができます(ブリッジ機能)。
Wi-Fiテザリングで中継する
テザリングと言えば「スマートフォンの[Wi-Fi]をアクセスポイントとし[モバイルネットワーク]を共有する」と思われがちですが、スマートフォンが接続している[W-Fi]をWi-Fiテザリングを使って他デバイスへ共有することもできます。
もちろん、テザリングせずにWi-Fiへ接続する方が早いですが、「2階でWi-Fiが繋がりにくい」「トイレや風呂などでWi-Fiが繋がりにくい」と言ったWi-Fiの電波が届かない場所へ、Wi-Fiのエリアを広げることができます。
このような機能を持ったデバイスを中継器やメッシュWi-Fiと呼びます。一時的に使うのであればAndroidスマートフォンでも充分ですが、常用するのであれば購入したほうが良いでしょう。
BUFFALO WiFi 無線LAN 中継機 WEX-733DHP
バッファロー WiFiルーター Wi-Fi 6E 11ax 6GHz AXE5400 メッシュ WNR-5400XE6/2SN
Wi-FiテザリングでWi-Fiを共有するやり方
Wi-Fiが[親機]と[子機]の2役をするので、機種やバージョンによってはできない場合があります。
- Androidスマートフォンを対象のWi-Fiへ接続します。
- スマートフォンより[Wi-Fiテザリング]をオンにします。
- スマートフォンより[Wi-Fi]と[テザリング]がオンであることを確認します。
非対応の機種の場合、テザリングをオンにした時点でWi-Fiがオフになるので注意してください。
- 対象デバイスの[Wi-Fi]をスマートフォンの[テザリング]に接続します。
Wi-FiテザリングでWi-Fiを共有するやり方は以上です。