Androidスマートフォンのステータスバーには状況に応じて各アイコンが表示されますが、その中に【・(点/ドットなど)】が表示されることがあります。これは「表示しきれないアイコンがある」または「アプリによる[カメラ]や[マイク]の使用時」の意味があります。
「黒/白の点」はアイコンの最大数を超えた
Androidスマートフォンでは画面上部にステータスバーが表示され、アプリからの[通知アイコン]やバッテリー残量などの[システムアイコン]が左右の端から並んでいます。
システムアイコンは常時表示されていることが多く幅をとってしまいがちですが、横幅は無限では無いので表示できるアイコン数に一定数の制限(最大数)が決められており、機種や画面サイズ(解像度)などによって異なる可能性はありますが、その数は最大で5個とされていることが多いようです。
スマートフォンの状態によっては、表示されるアイコンの数が最大数を超えることは大いにありえるので、一定数を超えた場合には、それがわかるように一部のアイコンを省略し代わりに【・】が表示されます。このため、「通知を消す」「システムアイコンを消す」ことで【・】を消すことができます。
ちなみに、まだスペースがあるのに「なぜ[・]に置き換えるのか」と感じるかもしれませんが、これはディスプレイを切り抜くノッチ表示が影響しているようでシミュレートしてみると挙動が良くわかるかもしれません。
「緑色の点」はカメラ/マイクの使用時
Android 12より、アプリによる[カメラ]や[マイク]の使用時に、アイコンが表示されるようになりました。ステータスバーに表示される「緑色の点」は、それを示しています。
スマートフォンの[カメラ]や[マイク]が使用されているかは見ただけではわからないため、Android 12よりカメラやマイクがアプリによって使用されている場合には、アイコンがステータスバーに表示されるようになりました。
[カメラ]と[マイク]の使用時に「どちらが使われているか?」はアイコンで識別できるようになっています。カメラやマイクの使用時にアイコンと緑色の点が表示され、しばらくするとアイコンは消え緑の点のみになります。
アイコンを再確認したい場合には通知領域を開くことで表示させることができます。