一般加入電話(固定電話)はもちろん、携帯電話・スマートフォンでも留守番電話(または伝言メモ)を設定することができます。機種によっては留守番電話に切り替わるまでの時間を設定できますが、いったい何秒が適切でしょうか?
応答時間とは?
留守番電話(伝言メモ)とは、電話に出られない時に自動的に受話して相手の声(要件)を録音することを指します。この「電話に出られない時」に「自動的に受話する」までの時間が応答時間(呼び出し時間)です。
この応答時間は(機種によっては)自分自身で設定できますが、短すぎては電話を電話に出られませんし、長すぎては留守番電話に切り替わる前に電話を切られてしまう恐れがあるので、適切に設定する必要があります。
電話に出るまでの時間
電話に出るには「着信に気が付く」「電話の元に駆けつける(ポケット・かばんから出す)」「受話器を取る(受話操作を行う」などの工程が必要で意外と時間がかかってしまいます。
いつも手元に持っていると思いがちな携帯電話やスマートフォンも「どこ行った?」と言ったことがあるので、「電話に出る」と言うことは自分が思っている以上に時間がかかってしまいます。
電話をコールする時間
「電話を掛けて相手が電話に出るまでに、どれくらいの時間を待つか?」と言った問いの答えは人によってまちまちでしょうが、一般的に「10コールぐらい」と答える人が多いような印象です。
この “コール”とは、電話を掛けると受話器から聞こえてくる “音” を指しており「コール音」と呼ばれています。このコール音は「音が鳴る」「音が鳴らなない」を繰り返しますが、「音が鳴る」「音が鳴らなない」を合わせて2秒から3秒程度と言われています。
このことから、「電話を掛けて相手が電話に出るまでに、どれくらいの時間を待つか?」と言う問いに対する答えは10コール=20秒から30秒と言えます。
応答時間を何秒に設定するか?
20秒から30秒と目安が解ったので、あとは自分のライフスタイルに合わせて応答時間(呼び出し時間)を設定するだけです。
個人的には「確実に留守番電話(伝言メモ)に切り替わってほしい」と言う場合には20秒前後にするのが適切でしょうが、受話するには少々短すぎるような印象です。かと言って30秒では留守番電話に切り替わる前に切られてしまいそうなので、間をとって25秒に設定しています。