「職場のパソコンはログインできるのに」「自宅のパソコンはログインできない」や「スマートフォンはログインできる」のに「パソコンはログインできない」と言ったように、一方はログインできるのに他方はログインできない場合には、様々な原因が考えられます。
特にWebを使ったサービス(システム)で多いトラブルで、原因が1つとは限らず複数が組み合わさっている場合も多く、解決までに時間を要することがあります。
このため、1つ1つを地道にチェックしていくのが近道でしょう。
同時ログインが制限されている
Webブラウザを使ってログインするようなサービスの場合、複数のデバイスから同時にログインできないよう制限されていることがあります。
1人で操作するのが前提となっているようなサービスでは、そもそも同時にログインする必要が無いため、1つのログインしているデバイスがあると他のデバイスからはログインできなくなることがあります。
この場合、ログインしているデバイスからログアウトすることで、他のデバイスからログインすることができるようになる場合が多いです。
デバイスが制限されている
「スマートフォンのみ」「パソコンのみ」と言ったように、デバイスが制限がされてることがあります。
特にセキュリティが厳しいサービスなどでは、事前に操作するデバイスを登録し、それ以外のデバイスからはログインできなくすることがあります。
この場合、操作するデバイスを「追加で登録する」または「変更する」と言ったことが必要な場合が多いです。
回線が制限されている
「職場のWi-Fiでは接続できる」が「自宅のWi-Fiでは接続できない」と言ったような場合には、回線が制限されていることがあります。
特に企業の内部システムに多く、外部からの不正アクセスを防ぐ目的で制限されていることがあります。
この場合、原則的には接続が可能な回線を用いるのが適切ですが、場合によっては別の回線からリモート操作などによって接続できる可能性があります。ただし、セキュリティ上で問題が発生することが考えられるので非推奨です。
国が制限されている
「海外からアクセスできない」と言った場合には、日本の国内のみに制限されていることがあります。
レンタルサーバーなどを利用していると見かけることが多く、管理画面などから制限を解除できる場合があります。また、国内のプロキシサーバーを経由してアクセスできる場合もありますが、セキュリティ上で問題が発生することが考えられるので非推奨です。
ただ、アクセスが可能な国内に居るにも関わらず、海外からと見なされる場合もあるので注意してください。
Safariでcookieが保存されていない
「Safariブラウザだけログインできない」と言う場合には「cookieを保存しない」と言う設定になっている可能性があります。
この場合、「cookieを保存する」ように設定を変えればログインできる場合が多いです。