携帯電話(いわゆるガラケー)とスマートフォンの2台持ちをしている人は多いと思います。2台持ちでLINEを使用する場合の注意点というかコツというか勘違いしている人が多いことがあります。
2台持ちの定義
ここで言う2台持ちは以下の2台とします。
- 携帯電話(いわゆるガラケー)
音声通話やキャリアメールを使用するための端末で家族や友人に教えている電話番号。docomoやauと言ったキャリアと契約している。
- スマートフォン
MVNOなどでデータ通信のみの契約をしている端末。LINEアプリをインストールしLINEを使う端末。
LINEに登録する電話番号
LINEを使用するには電話番号を登録しSMSを用いて認証をする必要がありますが、このSMS認証をスマートフォンに刺しているSIMの電話番号で受信する必要はなく携帯電話(ガラケー)の電話番号を使って認証することができます。
そもそも、LINEと登録時に入力する電話番号の関係は、SMSの受信による『本人確認』の意味と電話帳との紐づけによる『友達登録』の2つに使用されます。そのため、スマートフォン本体に刺さっているSIMの電話番号とLINEに入力された電話番号が同一である必要は無いと言うことです。
LINEは電話番号と電話帳と使って友達登録を行っていますので、家族や友人に教えている電話番号で認証していた方が友達登録がスムーズに進みます。
もちろん、電話番号で友達登録されては困ると言うことであえてMVNOの電話番号を登録して認証するという考え方もあります。これは完全に好みや個人の事情によるところなのでどちらが良いと言うことはありません。
LINEに別の電話番号を登録する
- スマートフォンでLINEを起動し電話番号認証まで進めると以下のように”SIMの電話番号”が入力済みであると思います。
- この電話番号をいったん削除し、携帯電話(いわゆるガラケー)の電話番号を入力し「次へ」をタップします。
- すると携帯電話(いわゆるガラケー)の方にSMSで番号が届くので届いた番号をスマートフォンで起動しているLINEに入力します。
- 以上でSMS認証は完了です。LINEの登録を進めます。
これで、MVNOのスマートフォンで携帯電話(いわゆるガラケー)の電話番号を登録したLINEを使用することができます。
年齢確認をする
LINEでID検索をしたり、ID検索をしてもらったりするためには年齢確認(年齢認証)をする必要があります。
MVNOだけであると年齢確認(年齢認証)をすることはできませんが、携帯電話(ガラケー)の回線契約を用いると年齢確認(年齢認証)をすることができます。
まとめ
SMS付きのMVNOがまだなかった時代には、MVNOでLINEを使うためには一般的な登録方法でしたが知らない人も多いです。
これによりLINEを登録するためだけにSMS付きのMVNOを選択する理由もありません。