スマートフォンの普及に伴って月々に使われるデータ通信の使用量は増加の一途を辿っていると言われています。昨今では、契約プランにより使用できるデータ通信量に上限が設けられていることも多いので、月末の間近に上限を超えないよう[警告]の通知や[制限]をかけると良いでしょう。
データ使用量に関する通知とは?
Androidスマートフォンには標準の機能として[データ通信量]を監視する機能が搭載されています。この機能は指定した[期間]に指定した[データ使用量]を超えると【データ使用量に関する通知】や【データ使用の警告】を表示してくれます。
この通知は、Androidスマートフォン本体の機能であり、閾値はユーザー自身によって決めることができますが、デフォルトが「スマートフォンを始めて起動した日」であるため、月の途中で機種変更を行うと “2日” や “11日” と言った中途半端な日付から計測が始まってしまい、思わぬタイミングで通知が行われることがあります。
このため、Androidスマートフォンへ機種変更をした際には、データ使用量の閾値を再設定するようにしましょう。
この通知を発行しているのはAndroidスマートフォン本体であり、契約キャリア(ドコモやau、ソフトバンクや楽天モバイルなど)とは直接的な関係は無いので、計測されたデータ量に誤差が生じる場合があります。
データ使用量の警告と制限を設定するやり方
- 設定より【ネットワークとインターネット】をタップします。
- ネットワークとインターネットより【インターネット】をタップします。
- インターネットの[モバイル通信(NTT DOCOMOなど)]より【歯車アイコン】をタップします。
- (キャリア名)より【データ使用量の警告と制限】をタップします。
- データ使用量の警告と制限より【モバイルデータの使用サイクル】【データ使用量を警告】【警告するデータ使用量】【データ使用量を制限】【データ上限】を変更します。
【モバイルデータの使用サイクル】は、締め日が月末であれば[1日]を選択します(締め日の翌日)。
データ使用量の警告と制限を設定するやり方は以上です。
データ通信の容量は人によって異なるので[推奨値]と言うのはありませんが、とりあえず7割から8割ぐらいに設定しておいて「通知が早いな」と感じれば増やし「通知が遅いな」と感じれば減らして微調整すると良いでしょう。