スマートタグ(AirTagなど)と言った「トラッカー」は忘れ物などを防止するために役に立ちますが、悪意を持って使うことも可能であるため「見知らぬトラッカー」には注意が必要です。Androidスマートフォンでは、そのようなトラッカーを発見する仕組みが備わっています。
トラッカーとは?
[鍵]や[カバン]などに取り付けて、紛失などの際に「場所を特定するためのタグ」をトラッカーと呼びます。
仕組みを簡単にすると、「トラッカーが信号を発信する」>「周囲のデバイスが信号を受け取り位置情報を送信する」>「所有者が位置情報を確認する」と言うようになりトラッカーの位置を確認することができます。
ただ、これを悪用すると「他人の居場所を特定する」などと言うことができてしまうため、昨今では悪用を防ぐ様々な仕組みが導入されており、Androidスマートフォンでも不明なトラッキングアラートが通知されるようになっています。
不明なトラッキングアラートの使いかた
- 設定より【セキュリティとプライバシー】>【デバイスを探す】>【不明なトラッキングアラート】を開きます。
- 不明なトラッキングアラートより【アラートを許可】がオンであることを確認します。
- 不明なトラッキングアラートより【スキャンを開始】をタップすると手動でスキャンできます。
不明なトラッキングアラートの使いかたは以上です。
アラートの通知が表示されたら?
通知より「地図を開く」「音を鳴らす」といったことできる場合には必要に応じて操作します。
人込みなどでは誤作動も考えられるで、ある程度の距離をとってから手動で再スキャンをしてみると良いでしょう。