iPhoneにはバッテリーの【最大容量】を表示する機能があります。昨年に購入したiPhone 15 Proが約1年を経過したことに気が付いたので、最大容量を確認してみました。
最大容量とは?
最大容量は「フル充電した際のバッテリー容量」を指します。
例えば新品で[3,000mAh]のバッテリーの最大容量が[90%]とすると以下の計算式によって2,700mAhとなり、これが現在の「フル充電した際のバッテリー容量」となります。
3,000 x 0.9 = 2,700
このため、「新品の状態で100%まで充電した」場合と「最大容量が減った状態で100%まで充電した」場合とでは、後者の方が実際に充電されている容量が少ないことになります(3000mAhと2700mAh)。
最大容量が減りすぎると「フル充電してもバッテリーの持ちが悪い」と言うことになるので注意が必要です。
最大容量を表示するやり方
- 設定の[バッテリー]より【バッテリーの状態】をタップします。
- バッテリーの状態より[最大容量]が表示されます。
最大容量を表示するやり方は以上です。
1年後の最大容量は?
手元のiPhone 15 Proが1年ほど経過したので最大容量を確認してみたところ、充放電回数が185回で最大容量は96%でした。ちなみに充電上限を80%にして使っていました。
カタログスペックで「3,274mAh」とされているので、現段階でのバッテリー容量は「3,274 x 0.96」の3,143mAhとなります。また、充放電回数が185回と言うことは単純に考えれば約2日に1回の頻度で満充電(0~100%までの充電)にしていたと言うことになります。
一般的に80%台に入ると「バッテリー交換したほうが良い」と言われることがありますが、前述したように「フル充電した際のバッテリー容量」であるため、もともとのバッテリー容量が多い機種であれば必ずしも交換する必要は無いでしょう。