Androidスマートフォンでは、位置情報サービス(GPSなど)を利用中にはステータスバーに[アイコン]が表示されるようになっていますが、地図アプリなどを終了しても表示され続けてしまうことがあります。
位置情報アイコンとは?
よく言われる[GPS]とは米国が運用する位置情報サービスの1つであり、他にも[みちびき/QZSS(日本)][Galileo(欧州)]などがあり、総称して位置情報サービスなどと呼ばれることがあります。
位置情報サービスを使用する地図アプリなどを起動するとステータスバーに専用のアイコンが表示されるようになっており、これが位置情報アイコンです。
このアイコンはアプリを終了すると非表示になるようになっていますが、「アプリを起動していない」「アプリを終了した」と言った場合でもアイコンが表示され続けてしまう場合があります。
「どのアプリが位置情報を使用しているか」は設定より表示できるので、心当たりが無い場合には確認してみると良いでしょう。
使用したアプリを確認するやり方
- 設定より【位置情報】をタップします。
- 位置情報より[最近のアクセス]に表示されます。
位置情報を使用したアプリを確認するやり方は以上です。
アイコンを消すには?
不具合(バグ)の修正を待つ
過去の事例では「OSの不具合」や「アプリの不具合」が原因だったことがありました。
基本的にAndroid OSのダウングレードは難しいので原因がOSにある場合には修正のアップデートを待つしかないですが、アプリに原因がある場合には「アプリをアンインストールする」や「アプリを無効にする」などと言ったことで一時的に対処することになります。
ただし、最終的には不具合の修正を待つしかありません。
権限を変更する
不具合によるものでは無い場合、アプリによって位置情報が取得されている可能性があります。
GPSロガーのように「それを意図したアプリを自らの意思でダウンロード&インストールした」と言う場合には問題ないでしょうが、そうでない場合には「アプリのアンインストール」を検討したほうが良いかもしれません。
また、アプリ毎に位置情報サービスの権限([アプリの使用中のみ許可]など)を選択できるので、必要に応じて変更すると良いでしょう。
アプリを完全に終了させる
Androidスマートフォンでは、アプリの画面が前面(フォアグラウンド)に表示されていなければ自動的に[アプリの終了]が行われますが、何らかの理由によって終了されないことがあります。
他のアプリなどを利用していれば自動的にアプリの終了が行われるはずですが、手動で終了させることもできるので、気になるようであれば操作してみると良いかもしれません。
使う時だけオンにするには?
「通常は位置情報サービス(GPSなど)をオフにする」「使う時だけオンにする」にしている人は少なく無いかもしれません。
いちいちオン/オフを切り替えたり、オフにし忘れたりするのが面倒であれば、アプリの起動/終了に連動させると便利です。