モバイルデータ(モバイルネットワーク)通信とは、iPhoneやAndroidスマートフォンなどがNTTドコモを始めauやソフトバンクなどのキャリアと契約して行うデータ通信を指します。このモバイルデータ通信は、設定よりオン/オフを切り替えることができるようになっており、オフにしても電話やSMSは使えます。
音声通話とデータ通信
スマートフォンにおける通信は、従来の電話である音声通話(音声通信)と、インターネットへ接続するデータ通信の2つがあります。
さらに、データ通信はNTTドコモを始めauやソフトバンクなどのキャリアと契約して行うモバイルデータ通信と、Wi-Fiなどへ接続して行うデータ通信に分けることができます。
モバイルデータ通信とWi-Fiなどは、排他の関係に近く、Wi-Fiのオン/オフによってモバイルデータ通信もオフ/オンが切り替わっていることが多いです。
モバイルデータ通信をオフにしても【できる】こと
モバイルデータ通信をオフにしても別の通信方法である従来の電話(音声通話)は着信・発信ともに可能です。また、忘れてはいけないのが音声通話を流用したSMSを利用することもできます。
また、キャリアメール(ドコモ、au、ソフトバンクなどが提供するメール)はデータ通信によるものですが、着信通知にSMSを利用している場合があるので着信を知ることができることもあります。
このため、音声通話の着信・発信も「オフにしたい」と言う場合には、[機内モード]を活用すると良いでしょう。
モバイルデータ通信をオフにすると【できない】こと
パケット通信が遮断されるので、インターネットを利用したサービス【ブラウザによるWebサイトの閲覧】【メール】などができなくなります。
ただし、別途Wi-Fiに接続すれば使うことができるので、モバイルデータ通信をオフにしたからと言って一切使えなくなるわけではありません。
これは、メリットでもありデメリットでもあります。