圏外のまま圏内に戻らず電話ができなかったりモバイルデータ通信でインターネットに接続できなくなることがあります。そもそも「電波が無い(弱い)」「障害が発生している」と言うなら仕方が無いですが、そうでないなら色々と試してみると良いでしょう。
エリア外の場合
「初めて行く場所で繋がらない」と言う場合、そもそもエリア外の可能性があるので場所を移動してみると良いでしょう。
都市部であっても「建物と建物の間」や「地下」など込み入った場所では電波が届かない場合があります。
また、電波を遮断するような物質で囲まれた場所も考えられます。
輻輳している場合
輻輳(ふくそう)とは混雑を意味します。一か所で同時に通信できる数には上限があるので、「人の多く集まる場所」では輻輳が発生する場合があります。
昨今では様々な対策が取られているので、「圏外になる」と言うことは少ないですが「通信が遅い」「切断される」と言ったことは起こるかもしれません。
この場合、人の少ない場所へ移動するしかありません。
障害が発生している場合
「いつもは繋がるが繋がらない」と言った場合には、何らかの理由によって障害が発生している可能性があります。
この場合、何をやっても根本的な解決にならないので、障害の解消を待つしかありません。また、再接続などを試みると逆に輻輳の原因となることが多いので控えた方が良いでしょう。
障害の情報は各キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)の公式サイトなどに掲載されているので確認すると良いでしょう。
設定が誤っている場合
プラン変更や機種変更を行った直後であれば、スマートフォン本体の設定が誤っている可能性があります。
この場合、AndroidスマートフォンではAPN、iPhoneでは構成プロファイルを見直してみると良いでしょう。
まれに、何かの拍子に古い情報へ切り替わってしまうことがあるので、使っていない情報は削除が好ましいです。
ハンドオーバーの失敗の場合
「移動中に繋がらなくなった」と言う場合には、基地局の切り替え(ハンドオーバー)に失敗している可能性があります。
この場合、通信を遮断してから再接続すると繋がるようになることが多いです。
手順としては「機内モードへ切り替える」「再起動する」などが挙げられます。
ネットワークの切り替えに失敗の場合
5Gのように新しい世代のサービスが整備され始めると起こることが多いです。
多くの場合で「5Gに切り替わると繋がらない」と言ったことがあるので、1つ前の世代(4Gなど)で接続すると良いでしょう。
AndroidスマートフォンでもiPhoneでもネットワークの種類(5G、4Gなど)は選択することができます。