電話を掛けた際、人では無く機械による “自動音声(応答ガイダンス)” が流れ、特定のダイヤルキーを押す(入力する)よう促されることがありますが、何度も同じ操作をするのであれば “ポーズダイヤル” を使ってダイヤルキーが自動で入力されるように予めセットしておくことができます。
ポーズダイヤルとは?
電話を掛ける際には10桁(11桁)の電話番号を入力して発信しますが、特殊な記号を用いることで電話番号などの後に “一時停止(ポーズ)” させ、その後に任意のダイヤルキーを発信する機能をポーズダイヤルと呼びます。
電話を掛ける際には「電話番号を入力する」「電話を発信する」の操作を行いますが、自動音声(応答ガイダンス)の場合には電話が繋がった後でも「1をダイヤルしてください」などとダイヤルキーの操作が必要な場合があります。
このような場合、自動音声の案内を無視してダイヤルキーの操作が可能なことも多いので、あらかじめ「0120-XXX-XXX(ポーズ)1(ポーズ)3」などとダイヤルしておき発信すれば、自動音声に対して自動対応できることになります。
ポーズダイヤルの使いかた
ポーズダイヤルには ハードポーズ の2つがあります。サービスによっては対応していない場合もあるので注意してください。
ソフトポーズ
記号は “,(カンマ)” で「2秒間の停止」が行われ、経過後に自動発信されます。
入力はダイヤルパッド(キーパッド)から行えます。
参考 iPhoneで電話番号を手動で入力して電話をかける方法#,(カンマ)
参考 Androidスマホで電話番号を手動で入力して電話をかける方法#,(カンマ)
ハードポーズ
記号は “;(セミコロン)” で「待機」が行われ、画面に表示された『”◯”をダイヤル』をタップすることで次が発信されます。
入力はダイヤルパッド(キーパッド)から行えます。
参考 iPhoneで電話番号を手動で入力して電話をかける方法#;(セミコロン)
参考 Androidスマホで電話番号を手動で入力して電話をかける方法#;(セミコロン)
昨今では、無料のフリーダイヤルでは無く高額な料金が発生するナビダイヤルを採用する企業も多いので、少しでも自動音声の時間を省略したいのであればポーズダイヤルを使って入力しておくと通話時間を短縮できるかもしれません。