Androidスマートフォンで位置情報を利用するには設定より【オン】にすれば良いですが、様々な設定によって[精度]や[測位スピード]が影響を受けます。特に[位置情報サービス]の項目は見落としがちかもしれません。
位置情報とは?
一般的にはGPSと呼ばれているものは[アメリカ]が開発したもので、他にもGLONASS(ロシア)・BeiDou(中国)・Galileo(EU)・みちびき/QZSS(日本)などがあり、どれに対応しているかは機種によって異なります。
位置情報は加えて[Wi-Fi][Bluetooth][モバイル通信]などを補助として使っているため、これらをオフにすると[精度]や[測位スピード]に影響を与えることがあります。
また、様々な理由によって設定をデフォルトから変更している項目が影響している場合もあるので、見直してみると良いでしょう。
位置情報に影響する項目とは?
位置情報
位置情報を【オン】にするのは当然ですが、[アプリ]>正確な位置情報を使用や[位置情報サービス]>Google位置情報の精度/Wi-Fiスキャン/Bluetoothのスキャンが【オン】だと改善するとされています。
Wi-Fi/Bluetooth
補助として使われることのあるWi-FiやBluetoothが【オン】だと改善するとされています。
Androidスマホで Wi-Fi や Bluetooth が勝手にオンになるのを防ぐ方法
機内モード
補助として使われる[A-GPS]はモバイル通信を行うので機内モードが【オフ】だと改善するとされています。
バッテリーセーバー
バッテリーセーバーではバックグラウンド処理が停止し精度に影響があるとされているので【オフ】だと改善するとされています。
「精度を上げる」ための内容を記載していますが、逆を行うことでワザと「精度を下げる」ことも可能です。