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WindowsとAndroidスマホをUSB接続してファイルをやり取りする方法

WindowsとAndroidスマホをUSB接続してファイルをやり取りする方法

2015年11月14日
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Androidスマートフォンのカメラで撮影した写真(画像)は本体の内部ストレージ(またはSDカード)へ保存されますが、そのままだと紛失等をした際に写真(画像)がなくなってしまうので、USBケーブルを使ってパソコンなどへコピーしておくとよいでしょう。また、逆にパソコンに保存されている音楽や動画をスマートフォンへコピーすることもできます。

接続に使うUSBケーブルは?

Androidスマートフォンとパソコンを接続するための[USBケーブル]は2種類あります。1つは「データ通信が可能なケーブル」で、もう1つは「充電のみ可能なケーブル(通信は不可)」です。今回は「データ通信が可能なケーブル」を用います。

また、昨今では[外部ストレージ]ではなく[メディアデバイス]として認識されることが多くなったのでUSBメモリー等とは少々違った扱いとなりますが、「スマートフォンのファイルをコピー&移動する」「パソコンのファイルをコピー&移動する」ことができるので、機種変更などで「新しいスマートフォンへコピー&移動する」と言ったことも可能です。

ちなみに、スマートフォンに保存する場所は【どこでも】よく、任意の場所に保存すればスマートフォン側で自動的に走査し[動画再生アプリ]や[アルバムアプリ]に[ミュージックアプリ]などから視聴することができます。

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USB接続でファイルのやり取りを行うやり方

Androidスマートフォンのカメラで撮影された動画などはデフォルトで[H.265/HEVC]などのフォーマットで保存されることがあります。

このフォーマットは、Windowsでは再生できないことがあるため[H.264/AVC]など一般的なフォーマットへ変換するとスムーズです。

撮影時のフォーマットを変更するやり方もありますが、撮影済みの写真は変換されないのでパソコンへの転送時に変換するよう設定すると良いでしょう。

PixelシリーズのAndroid 14を例とします。他の機種やバージョンでは異なる場合があります。

ケーブルで接続する

  1. スマートフォンの[画面ロック(パターンやパスワードなど)]を解除し、USBケーブルで接続します。
    ロックされていると[このフォルダーは空です。]などと表示されてしまうので注意してください。また、ファイル転送の途中でロックされないよう注意してください。

    Pixel→ホーム画面

  2. 通知領域より【Androidシステム(「このデバイスをUSBで充電中」など)】をタップします。
    機種やバージョンによって表示されない場合には、設定よりUSBの設定を変更します。

    Pixel→通知→Androidシステム→USBで接続されたデバイスを充電しています

  3. USBの設定より【ファイル転送】を選択します。
    選択を間違えると[このフォルダーは空です。]と表示される場合があるので注意してください。

    Pixel→USBの設定

  4. 必要に応じて【動画をAVCに変換】をオンにします。
    オンの場合は[AVC(互換性優先)]に変換して転送されます。

    Pixel→通知領域→USB設定

Windowsから操作する

  1. エクスプローラーの[PC]より、【(接続したスマートフォン名)】をダブルクリックします。
    表示されない場合には「USBデバッグをオンにする」ことで表示されたと言う報告もあるので試してみると良いでしょう。

    Windows 11→エクスプローラー→PC→Pixel 6a

  2. スマートフォンの【内部ストレージ】【(あれば)microSDカード】が表示されます。
    カメラで撮影した写真(画像)の保存場所は、DCIMフォルダであることが多いです。

    Windows 11→エクスプローラー→PC→Pixel 6a

USB接続でファイルのやり取りを行うやり方は以上です。

いちいちパソコンとUSB接続するのが面倒であれば、ネットワーク上でファイル共有したり、OneDriveなどのクラウドを使用すると便利でオススメです。