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ノートパソコンを閉じてもUbuntuをスリープ状態にしない方法

ノートパソコンを閉じてもUbuntuをスリープ状態にしない方法

2024年1月8日
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ノートパソコンでは、カバー(ディスプレイ)を閉じるとスリープ状態に移行するように設定されていることが多いですが、LinuxのUbuntuでは電源オンのまま処理を続行させることが可能です。

長時間の処理をさせたい

ノートパソコンで、動画のエンコードなど長時間に渡る処理を実行しているときに、うっかりカバー(ディスプレイ)を閉じてしまうと、スリープ状態に移行して処理が止まってしまう事があります。また、ノートパソコンのディスプレイには電源が無いので「省エネの為にディスプレイだけでも切りたい」と言ったこともできません。

そのため、ノートパソコンのカバー(ディスプレイ)を閉じてもスリープに移行しないように設定しておくと、省エネにつながることはもちろん、誤って停止させてしまう事も無くなるのでオススメです。

ちなみに、多くのノートパソコンではカバー(ディスプレイ)を閉じるとディスプレイの電源が切れるようにできています。

カバーを閉じた時の動作を変更するやり方

  1. 端末(ターミナル)より【logind.conf】を開きます。
    sudo nano /etc/systemd/logind.conf
    
  2. logind.confより[HandleLidSwitch]の行を【ignore】に変更します。
    先頭に[#]がある行は無視されるので[#]を取り除いて編集するか以下のように追記します。
    保存する場合はCtrlOキー、終了する場合はCtrlXキーを押下します。
    #HandleLidSwitch=suspend
    HandleLidSwitch=ignore
    
  3. 変更を反映させるため、以下のコマンドを実行します。
    sudo systemctl restart systemd-logind
    

カバーを閉じた時の動作を変更するやり方は以上です。